徒然なるままに

私の不器用な人生を見届けてください

研究室が決定しました。

こんばんは。
今日は明後日からのチャリ旅に向けて自転車を点検したり、家のことをしていたら夜になってしまっていました。こんな状況なのにあまりカツカツしていない自分にびっくりしています、メンボーです。

タイトルの通り、研究室が決まりました。
というのも、物理学類全体にはまだ報告されてないのですが、春休み中も第一希望の研究室でゼミを行っていて、そこで直接教授から漏れ出した情報をキャッチしただけなので、正式な発表はまだなされていませんがほぼ確実でしょう。

結論から申し上げますと、物性実験の研究室を選びました。
本当にいろんな理由がありましたが、いざ選ぶとなると結局自分がやりたいことに帰着するのだなと思いました。
(ここからは少し専門用語が並びます。)
大学に入った当初は宇宙をやりたいと言っていましたが、やはり大学でそれなりに勉強を進めると、ミクロな粒子たちが引き起こす協調現象に強く惹かれました。
その協調現象の最たる例が超伝導現象で、その状態をNMR(MRIはこの原理を用いている。)で調べることや高温超伝導体を作ること、そのメカニズムを調べることを研究室では行えます。物性実験と名乗っておいて、二年間お世話になった僕の率直な感想をいえばかなり理論寄りの先生で、先生自身も理論の論文を書いているとおっしゃっているときもありました。もともと、理論をやりたかった僕にはこの部分もかなりアドバンテージでした。
それに奥底で宇宙・素粒子の理論と繋がっているであろう点もかなりアドでした。未だに深く理解はしておりませんが、素粒子物理でというか物理学でいまや根底を成す重要な理論である「自発的対称性の破れ」も超伝導の発現機構を調べる過程で、南部陽一郎さんが着想に至ったものです。
そう考えると、今やりたいと思う物性を極めていけば、元々やりたいと思っていた宇宙・素粒子分野の勉強も当然必要不可欠になりそうですよね。
そうなれば結局元々やりたかった勉強もできますし、分野同士の有機的な繋がりも見れて面白そうです。
だから研究の場に移行する大学4年生では一本大きな道を決めて着実に前に歩きながら寄り道したり、後を振り返ったりするような、そんな勉強スタイルにしたいですね。
学部三年生までは寄り道が主だったので、そこからは脱したいです!!
と、最終的に研究室生活への意気込みとなってしまいましたが、実行しなければ意味がありません。
さぁ、勉強をするのだ!
進捗を生むのだ!
グッバイ!